これを読んでる方は「将来年金だけで暮らせるのだろうか?」「もし老後に何か大きな病気になったら今の蓄えで大丈夫なの?」など将来のお金に不安を感じているのではないでしょうか?
今回はそんな方のために、簡単に取り組めるお金を貯める方法やコツをご紹介していきます。
お金を貯めるのが苦手な人の特徴
そもそも「お金を貯めるのが苦手だ」という人には次のような特徴があります。
- お金の収支を把握していない
- 収入が多くあり、使いすぎてしまう
- 自分へのご褒美が多い
- 買い物をする際に予算を考えていない
どうでしょうか?これらの特徴に当てはまる人も多いのではないでしょうか?
まずはこれらの行動を振り返ってみましょう。
加えて、次からご紹介する「お金が貯まらない人でもお金が貯まるコツ」にぜひ取り組んでみましょう。
1.お金を貯める「目的」を明確にする
お金を貯める際に「何のためにお金を貯めるのか」という目的がはっきりしていないと、目先の誘惑に負けてしまいます。
具体的に以下の項目をはっきりとさせておきましょう。
- 何年後に
- いくら貯める
- なぜなら●●という目的があるから
上記のように、何年後に、いくら貯めることで、生活がどのように変わるのかを想像して、具体的な貯蓄額を考えると良いでしょう。
貯蓄金額を明確に決めることができない人は、まずは収入の1〜2割程度を貯蓄に回すことがおすすめです。
2.給料から自動天引きされるようにする
お金を貯める目的が明確になったら、次は実際に「どのようにお金を貯めるか」がポイントになります。
おすすめは「貯蓄分を給料から自動天引きされるようにする」ことです。
具体的には、まず貯蓄口座を1つ用意しましょう。
そして、給与の振込口座から貯蓄分を自動で貯蓄口座へ送金されるように設定しましょう。もし勤めている会社に「財形貯蓄制度」がある場合は、そちらを利用すると良いでしょう。銀行に行かずとも会社側で貯蓄分を貯蓄口座へ送金してくれます。
3.実際の収支を書き出してみる
読者の中には「給料から天引きできるほど余裕がない」という人もいるでしょう。
そのような人には現状の家計の収支をまずは把握するのがおすすめです。毎月いくらのお金が入ってきているのかという収入の部分は把握している人が多いかと思いますが、「毎月どれくらい使っているか」という支出の部分を把握している人はそう多くはないかと思います。
まずは、実際に毎月いくらのお金が入ってきて、毎月いくらのお金が出て行っているのかを把握しましょう。
書き出す項目としては、まず大きく3つに分けます。
- 固定費
- 流動費
- 臨時費
固定費とは、毎月支払い金額が決まっている費用のことです。例えば、家賃や光熱費、保険料、子供の習い事の費用などが含まれます。
次に流動費ですが、こちらは食費費や娯楽費が含まれます。最後に臨時費ですが、こちらは税金や冠婚葬祭費などが含まれます。
実際に書き出すことで、何にいくら使ったか、またどの費用を減らせそうかわかりやすくなります。
お金を貯める意識と行動で未来が変わる
このように、今回紹介した3つを意識して習慣化するだけでも数ヶ月程度で結果が出てくるでしょうし、5年後、10年後には大きな差となって返ってきます。
「給料が少ないから貯金は無理」「生活水準は落としたくない」など、お金を貯めるのを諦める言い訳はいくつでも思いつきますが、まずは上記の3つだけでも意識して行動するようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
将来のお金の不安は多くの人が抱えている悩みです。ただ具体的にどうやって行動に移せば良いかわからない人も多いのではないでしょうか。
小さいこともで良いのでまずは自分の意識を変えることが大切なのかもしれませんね。小さな一歩でもそれが5年後、10年後には大きな差となって返ってきますからね。